口の状態が良好 いいこといっぱい   
 
「8020運動」・・・80歳になっても20本以上の自分の歯を持とう!という運動です



歯科科長 田村 栄樹 医師



 「8020運動」は1989年(平成元年)から、国と日本歯科医師会が推進しています。

  20本以上の歯があれば、食生活はほぼ満足することが出来ると云われています。そのため、「生涯、自分の歯

で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めて、この運動は始まりました。

 全国的にも、当初、達成者はかなり少なかったのですが、近年はハイペースで増えてきています。

 盛岡市では、平成27年度に歯科医師会に推薦された達成者は約460人でした。

  そのうち、川久保病院から推薦されたのは15人です。そして、嬉しいことに、28年度は23人に増えました。

 盛岡市の歯科医院数が、約260施設ですから、その割合から考えると、当院の達成者数は素晴らしい結果と言え

 ます。そして、そのほとんどの達成者は2階にある歯科まで歩いて通院されています。これは、驚きです。

「8020」を達成できなかった方も、きちんと噛むことができる義歯などを入れて口の状態を良好に保つことで、20本

あるのと同程度の咬合力を得られます。食べ物をしっかり噛むことが出来れば、栄養状態も良好になります。

 よく噛むことで脳が活性化され認知症罹患のリスクが軽減するとの調査結果も報告されています。いつまでも、お

いしく食べ続け、健康寿命を延ばすためにも定期的にかかりつけの歯科医院に行き口の中の健康を保ちましょう。