「感染対策は手洗いが基本です」 
                    川久保病院 (内科医)    伊藤 俊一 医師
    新型コロナウィルスによる肺炎と感染の広がりによって感染症への関心が高まっていますが、

  デマに惑わされず正しい情報に基づいて行動することが一番重要です。

  多くのウィルスや細菌(以下バイ菌と表記)は、バイ菌が付いたつり革やドアノブ、スイッチなどを触った手で

 口や鼻に触れ、粘膜から感染(接触感染)したり、くしゃみや咳などで放出されたバイ菌を吸い込んで感染(飛沫

 感染)します。比較的遠くまでバイ菌が飛ぶ空気感染というのもありますが、空気感染するのは麻疹(はしか)

 ウィルス、水痘ウィルス、結核菌の3つしかないとされています。     
                      

  感染予防はこの感染経路のどこかを断ち切ればいいわけです。そこで
手っ取り早く有効なのが手洗いです

 新型コロナウィルスにしても、ハンドソープや石けんを使って、手の隅々、指や爪の先まで「ハッピーバースデー

 の歌」を2回繰り返すだけの時間(約30秒)をかけて、充分な流水とともに洗い流すことが有効です。

 アルコールの消毒の場合でも15秒以上のすり込みをしないと有効ではないのでお気を付け下さい。

  マスクが手に入りにくい今の状況では、多くの人が集まる場所へは出来るだけ出歩かない方が良いでしょう。

 マスクをしていたとしても、マスク表面に付いたバイ菌を、口や鼻の粘膜に付けてしまってはマスクの意味があ

 りません。

  マスクを外す時はバイ菌に触れないように細心の注意を払って、使ったマスクを手指で触れた後には正しい

 手洗いを忘れずに行いましょう。