減量には、入ってくるエネルギーを減らし、出ていく(消費する)エネルギーを増やすことが重要です。どのくらい摂取エネルギーを減らすのか(食事療法)。それにはまず自分の標準体重を知ることです。もちろん「野菜だけを食べる」など、バランスの悪い食事では体調を崩します。必要エネルギーの範囲以内で各栄養素のバランスを考えることが大切で、可能であれば一度栄養士の指導を受けることをお勧めします。
 細かい計算式は省略しますが、男性では1日1600カロリー、女性では1400カロリー程度が目安になります。
川久保病院栄養科に「食と栄養のホットライン」を設け、一般の方々からの相談に応じていますので、ぜひご利用下さい。
 
 食事療法だけに頼った場合筋肉量が減り、安静時の代謝率が低下しやすくなる(やせにくくなる)欠点があります。運動療法を併用すると、筋肉量が増え熱産生の良い身体になり、体脂肪の減少にもつながります。さらに身体を動かすことで交感神経の緊張状態が適度に保たれて、体脂肪が燃えやすくなり、効率よく減らすことができます。
 運動療法としては、息を止めて全力を出し切るようなものではなく、軽く汗ばむ程度の歩行やジョギング、自転車、水中歩行など、「有酸素運動」が適しています。また、継続して行うことも大切で、1回30分以上、1週間に3〜6回、1回につき3時間以上をめざしましょう。 
  川久保病院では、管理栄養士が「食」に関する どんなことにでも相談に応じています。