認知症ケアB 認知症の方のこころは生きている (グループホームさくらの家 施設長 姉帯将宏)

    皆さん、「認知症の方は何も分からない」とお思いではないでしょうか?
   しかし、認知症の方は日常生活の中で起こる物忘れなどで、たくさんのとまどいや不安を感じています。
   私たちは”考える”・”覚える”・”判断する”という頭の働きと
    ”喜ぶ”・”怒る”・”哀しむ”・”楽しむ”というこころの働きが相互に関係しあって生活しています。
   認知症の方は、記憶障害、実行機能障害、
失行、失認※など、これら中核症状と呼ばれる症状により、
    ”考える”・”覚える”・”判断する”という頭の働きが衰えてしまうのです。
   しかし。喜怒哀楽のこころの働きは保たれるため、気持ちのコントロールが出来なくなります。
   そのため、認知症の方の失敗を責めたり否定したりすると、行った行為自体を覚えていない事が多く、
   「哀しみ」や「怒り」の感情がコントロール出来ずに、徘徊や介護への抵抗など”周辺症状”と呼ばれる
   症状として現れます。


     ※「失行」〜身に付けた一連の動作を行う機能が低下すること
     ※「失認」〜目や耳・鼻・舌などの感覚器に異常がないのに、周りの状況を把握する機能が低下すること

    認知症の方が穏やかに日常生活を送るためには、 
       失敗を責めたり否定せず、 思いを傾聴し、共感する”こころ”が重要です。
     認知症という病気を患っていますが、一人の人間として尊重されなければいけません。
     介護者である私たちが、認知症の方の思いに寄り添い、 こころとこころを通わせることが大事になります。

   
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