考えはじめようらの最期 
                        

 
高杉 文子さん(滝沢北支部)
 
        その時がくるまで 今を大事に
   あるお寺の法話会に出席した。

 「胎内記憶」研究のことに触れて 私たちは自分の意志で親を選んで 繰り返し生まれてくること。

 天界にいる時に 今度はあの家で こんな体験をしようと計画をもって現世に来て 計画を成し終えると死を迎える。

 それも何歳で死ぬと決めて 生まれるのだという話だった。

  小さな子がお風呂に入っていて、 お母さんのお腹の中にいた時のことをフッと話したり、 出産を間近にした人が「待っ

 ててね」と女の子が部屋を駆け抜けて行ったのを見たなどの話を聞いたことがあったが、このことかと思い至った。

 繰り返し命を得て別の体験ができる。死ぬことも悪くないな、楽しみ・・と思えた時間でもあった。

  人生も後半になると、病気のこと、生前遺品整理のこと・・終活の話題は尽きない。

 エンディングノートに少しずつ思いを書き始めたが、なかなか筆は進まない。

  決められている命なら その時まで いかに生きたらいいか、楽しいこと、辛いことはこれからも続く。

 なによりも健康でいたい。人とも関わり、助け合いながら日々を送れたらと願っている。

  この世では、決して叶うことができない 一番会いたい人に あの世で会える楽しみをフワリと胸に抱きながら

 その時が来るまで今を大事に生きたい。