書籍名


     「資本論」
  
               
        カール・マルクス著 

     岩波文庫 他
 

  私が、今ハマっている本は『資本論』。カール・マルクスが19世紀に残した 社会・経済・政治・ 全

 般にかかわる歴史的な大書である。
 
  国鉄で働いていた時だった。ひょんなことから労働組合運動にかかわることになり、「労働組合とは

 なにか」「労働者って何・・・」と職場で学習をすすめていくうちに、社会の富を作り出しているのは”私

 たち労働者”であり、社会には”しくみ”があることを知った。その時、暗雲立ち込めるような社会の中

 で、陽の光が差し込んできたように思われた。羅針盤を見つけたような気持でもあった。

 ”社会の富を生み出す労働者ってすごいなぁ”と、ふつふつと誇らしさがこみ上げ、確信に変わってい

 ったことを覚えている。その時の感動は今でも鮮烈に覚えている。
  
  難解な「資本論」。読み進めていく中で、長時間労働・いじめ・非正規雇用や派遣労働など、きびしい 

 労働環境の裏に資本主義社会の「しくみ」があることが良く分かる。
 
   今、月一度のペースで盛岡ウォーキングクラブの仲間5人で3年をメドに読破しようと、楽しく頑張っ

 ている。

                                     工藤 和雄 / 滝沢南支部