書籍名:「野菜美」

   著者: 奥田 實

  発行: 新樹社 

  以前、NHKで「不思議の庭の野菜達」という番組が放送されました。著者の奥田實さんが野菜

と向き合う撮影風景と、日々の暮らしぶりを迫ったドキュメンタリーでした。
 
  撮影された野菜達は、その存在力の力強さに輝いていて、ぜひ この写真集を見たいねと家族

でも話題になり手にした一冊です。
   
 「野菜を植物としてとらえ、その秘めた野生に迫る!」この本の帯に書かれた言葉です。

著者が意図してか偶然か、四十七士ならぬ47種の野菜や果実達の生命力に魅せられ、圧倒されて

しまいます。どのページも野菜達の根・茎・葉・花・種子の美しいコラージュで、生命の連鎖を力

強く美しく魅せられました。

 これまで植物としてだけ見ていた野菜達が「こんなにも生命を輝かせている、地上で生命を繋ぐ

仲間として、いっそう愛おしく感じます。
 
 政府の間違ったエネルギー政策も、核開発を止めず、やたらにミサイルを飛ばしてくる隣の国の

委員長も、それをやたら激高するナカヨシの国の大統領も、誰もこの生命の連鎖と それを愛でる

私たちの日常を壊すことは許されないと強く思う、ここ数日なのです。
 
 繁雑な日常に少々疲れたとき、この本のページをパラパラしているだけで元気が出てくる。

 この本は まさに、私にとって目からのビタミンです。
                         (吉村 紀代子/湯沢支部)