子どもの便秘
 (小児科外来 看護師 中屋 ゆかり)
   
   
 便秘と言えば大人のものと思いがちですが、食事の他にもストレスや緊張からくる子どもの便秘も

  増えています。子どもの時から規則的な排便を習慣づける必要があります。

  では、どのような対策があるのでしょうか?    

 
「食事の見直し」「生活習慣の見直し」が大切です。

  まず、朝食を必ず摂るようにしましょう。朝食をパンと牛乳だけで済ませる子は、おかずまで食べる

  子に比べて便秘である場合が多いとの統計もあります。

   朝起きて食事をすると反射的に腸の動きが刺激され、便意をもよおします。朝起きたら水をコップ1杯

  飲むのも有効です。朝は忙しくて排便ができず、帰宅して一息ついた夕方に出る子も多いようです。

   必ずしも朝の排便を目指さなくても良いでしょう。また、最近の子どもたちは忙しい生活を送って

  います。毎日が忙しすぎないか、「早く早く」とせかしていないか、生活を振り返ってみましょう。

   副交感神経が優位になるリラックス状態になると、腸がぐぐっと良く働き、排便が促されます。

  ぐっすり眠ることもいい便を出すためには大切です。毎日の子どもの便の状態を記録する
「排便日誌」

  を活用し把握することから始めてみて下さい。

  排便日誌には、便の出た時間と便の硬さ、量などを記録します。まずは1週間を目安に書いてみましょう。


  排便は子どもの体を知る「大切なサイン」です。
                 便秘が続く場合には、かかりつけ医に相談しましょう。